複数の弦楽セクションによるユニゾン重複

※ 作例の引用は全て省略

第一ヴァイオリン+第二ヴァイオリン

いうまでもなく、音色に変化はありません。ただ、人数が増えることでより力強く豊かな音色になり、普通は何か木管のメロディを重複するのに使います。ヴァイオリンの人数が増えることで木管ばかりが目立つのを防ぐことができ、音色は弦楽器らしさが残ったままより豊かに大きくなります。

ヴァイオリン+ヴィオラ

この組み合わせでも特に音色は変化しません。ヴァイオリンの方が強く残り、全体として豊かで充実した響きになります。

ヴィオラ+チェロ

チェロの音色がメインで残り、豊かで満ち足りた響き。

ヴァイオリン+チェロ

ヴィオラ+チェロに似た響き。チェロの音色が勝り、ヴィオラ+チェロよりさらに充実した響き。

第一ヴァイオリン+第二ヴァイオリン+ヴィオラ+チェロ

アルトからテナーの音域でない限り、これらすべてをユニゾンで重複することはできません。このユニゾンでは、それぞれの楽器の充実した響きが一つにまとまり、アンサンブルとしての複雑な音色へと深化します。その音色は、フォルテでは非常に張り詰めた力強い音色、ピアノでは極めて充実した豊かな音色となります。

チェロ+コントラバス

豊かで充実した響きをもたらす組み合わせ。超低音域のフレーズに時折使われます。


第二章の内容を目次から紹介

第二章 メロディ
弦楽器によるメロディ
  複数セクションのユニゾン (←本ページのチラ見に対応)
  弦楽器のオクターブ重複
   2オクターブ重複によるメロディ
  3または4オクターブの重複
   3度または6度による重複
木管楽器によるメロディ
  ユニゾン重複
  オクターブ重複
  3オクターブ以上に渡るオクターブ重複
  3度あるいは6度による重複
  3度と6度の共存
金管楽器によるメロディ
  金管のユニゾン、オクターブ、3度、6度
複数の楽器群の組み合わせ
  木管と金管のユニゾン重複
  木管と金管のオクターブ重複
  弦と木管の重複
  弦と金管の重複
  三群の混合

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